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働き方改革によって、2018年は副業解禁の年となるでしょう。
厚生労働省は企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正する方向で進めています。
そもそも副業禁止の規則があるのは日本だけで、世界的に副業を禁止するような就業規則は少ないそうです。
このような土壌もあって、最近はテレビでもラジオでもネットニュースでも副業に関する話題を見る機会が増えています。
私は現役ネットショップ店長なのですが、友人・知人からネットショップ開店について教えてほしいといった相談が昨年末から多いです。
また、知り合いの中小企業鑑定士さんが市の主催で行っているネットショップ起業塾は応募者が殺到しているそうです。
今までになかった副業熱、ネットショップ出店熱を肌で感じています。
一言でネットショップといっても、出店形態が違うサービスがいろいろあり、ネットショップ初心者はどこに出店したらよいのか迷うかと思います。
そんな、ネットショップ初心者さんのために出店形態別でおすすめできる出店とおすすめできない出店を説明します。
ネットショップ出店先を間違うと、無駄な労力と経費だけかさんで、散々な結果になってしまうので、くれぐれも出品先は慎重に選んでください。
目次
おすすめ度:○ 楽天市場へ出店
本気でネットショップをやるなら、楽天です。
理由は間違いなく集客効果がN0.1のショッピングモール。
ネットショップで売り上げを上げる公式って知ってますか?
『アクセス人数』×『転換率』×『顧客単価』=ネットショップ売上
集客(アクセス人数)がなければ、転換率も顧客単価も発生しません。
反対に集客(アクセス人数)があれば、転換率と顧客単価は後からついてきます。
問題は出店基本料金が高いこと、スタンダードブランだと月額5万円もかかるので、本気でネットショップをやる人向けです。
おすすめ度:◎ Yahooショッピングへ出店
楽天に比べると1/4程度の規模感のショッピングモールがYahooショッピングです。
出店基本料金が無料なので、新規出店のハードルが低いです。
ただし、出店基本料が無料ということで出店者が異常に多く、楽天の4~5倍の数のショップがあります。
売上は二の次で、初心者のネットショップ入門には、おすすめのショッピングモールです。
おすすめ度:◎ アマゾンへ出店
楽天やYahooショッピングが店を出店する形に対して、アマゾンは商品を出品するイメージです。
ショップのトップページを作成しなくてよく、写真中心の商品ページでも売れるので、出品までの作業量が少ない。
出品プランに大口出品(基本料金が4,900円)と小口出品(基本料金無料)があります。
副業でも大口出品プランを選びましょう。理由は大口出品プランのほうがいろんなサービス特典があるので。
おすすめ度:△ カート型ネットショップ作成サービスで出店
ショッピングモールと違い、インターネット上に自社サイトが作れるのがメリット。(独自ドメインの店が出来る。)
また、自分でショップを構築するので、楽天、アマゾン、Yahooショッピングなどのショッピングモールとは違い、販売時の販売手数料が不要。
ネットショップ開店までのコスト、運営コストともあまりかかりません。
デメリットはインターネット上の集客です。
ネットショップをなめている人が陥りがちなのが、カート型ネットショップ作成サービスでショップを作ったのはいいが、まったく売り上げが上がらない事態に陥ることです。
インターネット上の集客は大手企業でも苦労することなのに、ネットショップ初心者が集客を成功することはありません。
リスティング広告で集客する方法もありますが、1クリックで50~100円程度の広告費を払って利益が出る商材は限られています。
主なカート型ネットショップ作成サービスとしては、以下のサービスがあります。
・カラーミーショップ
・Make Shop
・STORES JP
・Eストアー
おすすめ度:△ 中小ショッピングモール(ボンパレ、Wowma、Qoo10)へ出店
日本のネット通販市場は上位3社(楽天、アマゾン、Yahoo)で50%のシェアを持っていると言われています。
初心者が初めてのネットショップ出店に中小ショッピングモールを選択する必要性は少ないです。
ただ、中小ショッピングモールは出店数を増やしたいので、1年間基本料金無料などの出店キャンペーンをやっているときがあります。
経費を抑えたい人にとっては出店メリットがあるときがあります。
おすすめ度:× フリマアプリ(メルカリ、フリル(FRIL))へ出店
手軽。人気。誰でも。
簡単に出品できるイメージです。実際に手軽に出品できます。
ただし、、、問題が多い。
"メルカリ 評判"とかでネット検索すると、出品トラブルが多発しているのがうかがえます。
着物の販売・レンタル業の「はれのひ」関連の問題で知ったのですが、メルカリは個人向けサービスで、法人(個人事業主含む)の販売はNGだそうです。
副業としてだったら法人(個人事業主)ではないのですが、先々のことを考えると未来がないですね。
メルカリのようなフリマアプリはネットショップ副業を継続的に続けていく環境ではないかと思います。
私のネットショップ開店順序
いろんな出店形態を説明してきました。いかがでしたでしょうか。
ちなみに私のネットショップ開店遍歴は
① カート型ネットショップ作成サービス
サラリーマンのかたわら、副業としてショップを開店。
約5年間、売上が少ないがネットショップのノウハウはモリモリ吸収。
② 楽天出店
40代で脱サラ起業と同時に楽天出店。
副業でやっていた時比べて、ショップのクオリティは上がった。
③ Yahooショッピング出店
楽天の2年後にYahooショッピング出店。
④ アマゾン出店
Yahooショッピングの1年後にアマゾン大口出品。
の順番でした。
アマゾン出品から1年経過していますが、現状はこれ以上の出店は計画していません。
ネットショップ運営歴は約10年となります。
副業ネットショップを1から始めるとしたら
私がネットショップを開店したのが10年前で、今とはネットショップ開店の状況は変化しています。
もし、今から副業ネットショップを始めるとしたら、以下の順番で広げていくと思います。
① アマゾン出品
商品ページの作成が簡単なことが魅力。FBAを使うと発送もアマゾンにお任せできるので、副業として始めるならアマゾンから。
② Yahooショッピング出品
出店基本料金が無料なので、店のホームページ作成の勉強として出店する。
Yahooショッピングでショップを運営することで、ネットショップノウハウを蓄積していく。
③ 楽天出店
Yahooショッピング得た知識を生かして。楽天出店。
ショップの構成はYahooショッピングを流用すればよく、商品ページもYahooショッピングのデータを流用可能。
魅力の集客力を生かして、一気に売上アップを目指す。
④ カート型ネットショップ作成サービス
アマゾン、Yahoo、楽天のネットショップ運営になれて、インターネット知識も深まったら、出店を検討。
こんな感じでしょうか。