2015年からFXを始めています。
ロスカットによる退場宣告をされることなく取引を続けられていますが、取引の失敗により何度かロスカットに近いところまで追い込まれたことがあります。
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中国経済悪化による為替変動
2015年にチャイナショックが起こり、ドル円で10分の間に4円弱の暴落が起こりました。
この時期はドル円を買建てしていましたが、昼頃から下落トレンドが顕著に表れるようになり、朝方122円を付けていたものが、昼過ぎに2円近く円高になっていました。
含み損が膨らんでいったのですが、決済せずにしばらく様子を見ようとしていました。
しかし、何となく嫌な予感を感じ、午後9時30分頃に必要証拠金を積み増しました。
しばらく取引画面から遠ざかっていたのですが、午後10時を回ったところからセリングクライマックスが起こり、あっという間に116円まで下落していきました。
証拠金を積み増ししていたためロスカットには遭わずに済みましたが、悪い予感が的中したことが不幸中の幸いでした。
マイナス金利で破産危機
2016年1月末からのマイナス金利政策でも、破産危機がありました。
ニュースが流れた直後に3円程度円安が進み、買い建ての含み損が一掃されて助かったのですが、その後9日間で9円の円高に。
買い建ての癖が取れていなかったためにあっという間に含み損が膨らんでしまいました。
イギリスのEU離脱も大影響の為替
その後、追い打ちをかけるように、イギリスのEU離脱問題に絡む円高の進展が進みました。
ブレグジット投票の開票作業中、スプレッドは広がり、乱高下を繰り返していましたが、ドル円では6円下落し、ポンド円に至っては30円も円高が進展していきました。
ポンド円を買い建てで持っていたと思うと、とてもぞっとします。
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トランプ大統領誕生で混乱相場
まったく予想外だったのが、アメリカ大統領選挙に絡むドル円の値動きです。
大方の予想では、トランプ大統領が選出されたら円高が95円まで進展するとされる記事を多く見かけていました。
実際、開票作業中にトランプ氏が優勢と伝わると円高になり、ヒラリー氏に選挙人獲得のニュースが伝わると円安に進む値動きをしていました。
トランプ氏に決まった直後は日本時間の昼過ぎで、ドル円で106円から101円まで円高が進みましたが、その後のロンドン時間で半分戻し、ニューヨーク時間で全戻しが起きました。
予想できない値動きをするファンダメンタル
この値動きを全く予想できず、トランプ大統領に決まったときに売り建てでポジションを持っていたために、あっという間に含み損が広がってしまいました。
明らかに乱高下が起きるイベントの時には、むやみにポジションを持たないことです。