今回はFX(外国為替証拠金取引)で私が実際に失敗したと感じたことです。
私が感じた一番大きな失敗は投資した金額に対してレバレッジが高すぎたことです。
レバレッジの長所
FXでは投資した金額の何倍かまで通貨を購入する事が出来ます。
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この何倍というのは証券会社によってまちまちですが、国内であれば上限は25倍です(法律で決められています)。なので投資した金額×25倍まで購入する事が出来るわけです。
これが普通の外貨預金だと投資した金額×1倍までしか購入する事は出来ません。このようにFXでは実際に投資した金額よりも大きな通貨を購入する事をレバレッジをかけると言います。
レバレッジ上限での為替取引
私の場合、最初はボーナスで30万円をつぎ込み、ほぼレバレッジ上限まで購入して売買していました。
私はオーストラリアドルを購入していて80,000ドル程購入していました。
その時の豪ドル相場がおおよそ1ドル90円でしたから実際にしたら7,200,000円を購入していたわけです。
7,200,000円の取引を300,000円でやっていた事になります。(レバレッジ24倍)
自分の予想通りに為替が変動したときは大喜びですが、一転反対方向に傾いてしまうと損失が一気に膨らみ気が気ではありません。
損失が大きくなると、仕事どころではなくなる
相場が上がったり下がったりを繰り返していると今は下がっていても少ししたら上がるだろうという心理が働いてこのままレバレッジが高いまま保有しておこうと思ってしまいます。
明日になれば戻っているだろうとそのまま放置すると次の日さらに相場は下がっています。
そうなるともう1日仕事どころではありません。
1日相場が戻ることを願いつつひたすら証券会社の口座残高を凝視している事もありました。
結局泣く泣くロスカット(強制決済)される前に損失を確定する事になりました。
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余裕のある資産運用が重要
レバレッジは良い方向に動けばそれだけ大きな利益を得られますが、逆方向に動けばとんでもない損失を出しかねません。
なので私は常にレバレッジを意識しながら残高が十分にある状態で取引をしています。
最初の頃は例えばドル円が暴落して史上最低の75円程まで下落してもロスカットされず、追加で取引できるぐらいの余力があった方が無難だと思います。
FXは資金管理とレバレッジさえしっかりとしていれば損失が出たとしても再度挑戦する事が出来ます。
一獲千金は狙わない
これがレバレッジを最大にして常にヒリヒリした状態ですと精神状態がおかしくなってしまいますし、相場が急変するともう二度と取引できない状態まで資金が減ってしまう場合もあります。
なので私はFXを取引する場合は投資金額の5%利益が取れれば御の字だと思ってます。
月に5%の利益が取れれば年間にすると60%です。
預金金利が歴史上類をみない1%未満のこのご時世で60%は驚異的だと思います。
なのでこれからFXに興味をもった、取引してみたいという方には資金管理、レバレッジを意識した投資を心がけてほしいと思います。