FXについていかが思われますでしょうか?
その特徴としてレバレッジというキーワードを聞くことがあるでしょう。まさしく大きな特徴と言っても過言ではありません。
しかし、他の一つとしてとり上げたいこととして平日ほぼ24時間取引が出来るという点があります。
株式市場と違って会社員の方でも帰宅後トレードすることが可能です。実際にされている方もいらっしゃるでしょう。
日本時間20時以降はまさに戦場
FXトレーダーとしてイメージされる場合どのような人物を思い浮かべますか?少なくともFXに興味がある方ならばイメージ出来るでしょう。
例えば、良くメディアに取り上げられる大手金融機関のディーリングルームで働いている人達かも知れません。
また、ミセスワタナベと言われるようなカリスマトレーダー達の様子かも知れません。彼らの特徴は物凄くたくさんのディスプレイを眺めながら取引を行っている点があります。
恐らくFXを始められる方の多くはこういったイメージに代表される数時間のうち何回も取引を重ねるスキャルピングという取引手法を想定されている方が多いでしょう。
また、それが行える環境もあります。何を隠そうこの記事を書いている私もその一人でした。
実際に私が行ったのは仕事から帰宅後のFXトレードです。
取引主体はスキャルピング、大体夜の8時以降ロンドン市場からニューヨーク市場にかけての目まぐるしく動く時間帯をメインで行いました。
利益がでたり損失が出たりと収支でいえばトータルで少しマイナスのトントンです。つまりプラスマイナスゼロと言えます。しかし、思い返せば確実に失ったものがあります。それは時間です。
ギャンブル依存症ならぬトレード依存症
私は人生でパチンコ等をやったことがありません。やっている人の気持ちはわかりませんでした。
よくメディアにパチンコ等のギャンブル依存症が取り上げられても共感することはなかったです。
しかし、私も依存症になってしまいました。その依存症とはトレード依存症です。
平日の仕事終わり帰宅後準備を整えてパソコンのスイッチをつけるまさに至福の時です。この至福の時も損を出せば地獄の時間に変わります。
私の場合はそれも含めて一日の一部となるぐらいのめり込みました。ちょっとやそっとの事でやめられません。大きな損失を出すまではトレードを行わない事を考えられないほどになり、同僚との飲み会は最悪な時間になっていきました。
気が付くと仕事以外で人と喋る事はなくなりました。人生において時間は大切な資産といえます。それを無駄に浪費してしまうのはまさに損失です。
FXトレードやりすぎには注意。優先順位を明確に!
私の場合は、友人や恋人・家族との語らい自己投資等の時間をすべてトレードに注ぎ込みました。今となってはもう少しその時間を別なものに使えばよかったと後悔しています。
こんな私の体験談からアドバイスさせて頂くなら、FXトレードの取引時間はいつでも出来る分だけ他の時間取って変わる可能性があります。時間優先順位を明確にして下さい。